今日も晴れでよかったと思う
今日はとっても嬉しいことがあったの。
身体についての専門家の方に、私の踊りを褒めて頂いたこと。
「あなたが特別、上手だった」そう言っていただけたこと。
まだ初めて2ヶ月程の舞踏だけれど、私の踊りが誰かの中に留まった。それを教授だけではなくて、1週間のあいだ留めて声をかけてくださったこと。
やっと私の居場所が見つかったような、そのような感覚。私が私のままでいることが出来る。その喜び。それが誰かの中に留まっていられたこと。
舞踏を初めてから、1人で踊るようになった。ソロは私だけで孤独でそれでいて何よりも自由。去年までの私だったら、多分薄っぺらい私のまま踊っていただろう。今だから、たくさんの経験を振り返って噛み締めることが出来る今だからこそソロで踊れるようになったと思う。そして、そのように声をかけていただける度にとてつもなく嬉しくなって自信になる。私が私のまま、ここに存在してそれを晒し続けられる自信。
私はやはり、私のままで踊り続けていたい。
ここで諦めたら多分後悔するだろう、ほかの何かを捨ててもこれだけは芯に置いておきたいことだ。
欲を言うならば、こんな私の踊りを見てくれた誰かの中に、漠然とした「何か」が生まれてくれたら。
そんなふうにちょっとだけ欲張ってみる。